このエピソードでは、Finoutの共同設立者兼CEOであるRoi Ravhon氏が、InfoQポッドキャストの共同ホストであるDaniel Bryant氏と対談し、FinOpsの出現と業界の採用について議論した。この対談では、FinOpsを採用するメリット、クラウド・コストについてもっと知りたいと考えている組織の典型的な道のり、実装を成功させるために必要な様々な文化やツールといったトピックが取り上げられている。
キーポイント
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FinOps は、エンジニアが設計・構築しているアプリケーションに関連するランニング・コストを意識できるようにすることに重点を置いている。
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FinOpsの最終的な目標は、クラウドでアプリケーション(通常)を実行するためにどれだけのコストがかかるかを、組織内の全員が理解できるようにすることだ。これにより、消費されたサービスの内部チャージバックが可能になり、外部で利用可能なアプリケーションの単位経済性を組織が理解するのに役立つ。
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DevOpsの一般的な導入方法と同様に、チームは「箱入りのFinOps」を購入できない。FinOpsを採用するには、組織(文化)、プロセス、テクノロジーの変更が必要だ。
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FinOpsの一環として採用されるツールは、コストの可視化、コストの最適化、ポイントソリューション(特定のタスク用)の3つに分類できる。
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FinOps Foundationは、実務家が他の人々とつながり、ベストプラクティスや仕様について学ぶことで、キャリアを向上させるための場である。